オンラインのサービスで作ったアバターって、たいていは「その中だけ」のものですよね。別のアプリに移ろうとすると、また一から作り直し。せっかく愛着がわいたのに、置いていくしかない。
私はこれが、ずっともったいないと思っていました。だからTapiava(タピアバ)では、アバターを「持ち出せる」ことを大切な柱のひとつにしています。この記事では、その仕組みと考え方をご紹介します。
VRMという「アバターの共通語」
Tapiava でもらえる3Dアバター「リーリー」は、VRMという形式でダウンロードできます。
VRMは、3Dアバターのための標準的なファイル形式です。少し乱暴に言えば、アバターの「共通語」のようなもの。VRMに対応したサービスやアプリなら、同じアバターをそのまま読み込んで使えます。
文章ファイルに .txt、画像に .png があるように、3Dアバターには .vrm がある——そう考えるとイメージしやすいかもしれません。
たとえば、cluster へ連れていく
具体的な例をひとつ。cluster(クラスター)は、たくさんの人が集まれる3D空間のサービスです。VRMに対応しているので、Tapiava でダウンロードしたリーリーを、そのまま cluster のアバターとして使えます。
実際、Tapiava ではこれまで cluster で入学式ライブなどのイベントを開いてきました。自分のリーリーで参加して、その姿のまま会場を歩く。「Tapiava で育てた分身が、別の場所でも自分として存在する」——この感覚が、私はとても気に入っています。
なぜ「囲い込まない」のか
サービスを運営する側からすると、本当はアバターを「自分のところだけ」に閉じ込めておいたほうが、ユーザーを引き止めやすいのかもしれません。
でも、私はその逆をいきたいと思っています。
アバターは、サービスのものではなく、持っている人のものです。気に入ったリーリーを、Tapiava の外でも自由に使ってほしい。たとえ別の場所で過ごす時間が増えても、それはそれでいい。そう思えるくらい、ひとりひとりのアバターを大事にしたいのです。
「ひとつのアバターを、いろいろな場所へ」。これが Tapiava の、自由なアバターの考え方です。
はじめてみる
リーリーを受け取って、ダウンロードするまでは無料です。やり方はスタートガイドで順番に解説しているので、よければのぞいてみてください。
あなたの分身が、いろいろな場所を旅していく。そんな楽しみ方を、ぜひ。
3Dアバターを持つこと自体がはじめての方は、こちらの記事もどうぞ。